埋め込んだ人工歯のケア

歯型

人工歯に適した歯磨き粉

お年を召して歯周病になってしまうなどのほか、何らかの諸事情によって、本来生えていた永久歯を失ってしまった場合には、義歯を装着するか、インプラント治療によって、人工歯を埋め込むといった方法があります。後者のインプラント治療であれば、前者の義歯装着のように、口の内外への出し入れや、お手入れの際の煩わしさなどもなく、会話時の滑舌も、極めて自然になると言えますのでお勧めの方法です。ところで、現在でも研究途上にありますが、フッ素というものが歯に与える影響としては、虫歯予防に効果があるとされています。ただし、このフッ素は、歯科医師などの所見によって違いは見受けられるものの、インプラント治療によって埋め込まれた人工歯を腐食させてしまうとした指摘もあります。そのため、インプラント治療を行なった方は、フッ素入りの歯磨き粉の使用を控えるべきとの意見も存在しています。そうした意見がある一方で、ある学会による見解からは、フッ素が含まれている歯磨き粉を使用したとしても、口内中の唾液によってフッ素が薄まっていくため、インプラント人工歯への影響はかなり低いため安全、という声も上がっています。また、フッ素が持っている効果には、先述の通り、天然歯の虫歯予防をしてくれる働きがあります。なので、永久歯が比較的多く残っていらっしゃる方の場合には、このフッ素配合の歯磨き粉を使用することで、虫歯になりづらく強い歯を育てていくことができるといった利点があります。反対に、インプラント人工歯の方が多く、天然歯が少なくなってしまっている方には、フッ素が無配合となっている歯磨き粉の使用を推奨している歯科医師の方もいらっしゃいます。